シンポジウム「琉球列島の希少種保全」のご案内

沖縄大学地域研究所から一般公開シンポジウム開催のご案内です。

本県民会議がオフセット(CO2排出相殺)事業の寄付先としていることから、毎年、感謝状をいただいているNPO法人どうぶつたちの病院沖縄の長嶺理事長も登壇いたします。
最新の研究成果を学ぶ貴重な機会ですので、皆様どうぞ奮ってご参加ください。

第567回 沖縄大学土曜教養講座

(独)環境再生保全機構 環境研究総合推進費(4-1707) 一般公開シンポジウム「琉球列島の希少種保全」

現在、沖縄島北部を含む奄美大島、徳之島及び西表島は世界自然遺産の登録
に向けた動きの最中にあります。これら地域には固有の生物が多数生息していますが、
絶滅の危機にある種が多い。沖縄大学を中心とした研究グループは、
絶滅の危険性が高く、個別の対応が必要と考えられるトゲネズミ類、ヤンバルクイナ、
大型樹洞性甲虫類を対照とした保全研究を進めています。
そこで本シンポジウムでは、研究プロジェクトでの研究成果を含めた最新の情報を含め、
現在の絶滅危惧種の保全状況について紹介します。

【日 時】2019年12月21日(土)14時00分~17時00分

【会 場】沖縄大学アネックス共創館(那覇市国場405)

【聴講料】無料(事前予約不要 直接会場へお越しください)

【プログラム】
開会挨拶:盛口満(沖縄大学学長)
趣旨説明:城ヶ原貴通(沖縄大学法経学部法経学科准教授)
「ヤンバルテナガコガネやマルバネクワガタ類に関する生息域内外保全の試み」 荒谷邦雄(九州大学大学院比較社会文化研究院教授)
「トゲネズミ類の生活史~繁殖から餌利用性について~」 城ヶ原貴通(沖縄大学法経学部法経学科准教授)
「アマミトゲネズミの生息域外繁殖と保全」 越本知大(宮崎大学フロンティア科学実験総合センター教授)
「ヤンバルクイナの安定的な飼育下繁殖の確立」 長嶺隆(NPO法人どうぶつたちの病院沖縄理事長)
「ヤンバルクイナの野生復帰試験と繁殖成功」 尾崎清明(山階鳥類研究所副所長、日本鳥学会会長)
閉会挨拶:山田文雄(森林総合研究所・世界自然遺産候補地科学委員会委員)


会場のご案内等は、イベント紹介(沖縄大学ウェブサイト/Facebook)に掲載しています。
http://www.okinawa-u.ac.jp/chiken/ex_lecture/15788
http://www.okinawa-u.ac.jp/chiken/ex_lecture/15788
https://www.facebook.com/okinawauchiken/
お問い合わせ先 沖縄大学 地域研究所(那覇市国場405番地)
TEL:(098)832-5599 FAX:(098)832-3220
E-mail:chikenAokinawa-u.ac.jp ※Aを@に変換してください
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